デッドストックの食器

「飾ること 暮らすこと」は、インテリアスタイリスト・大谷優依さんが、自らのライフスタイルを切り取って紹介してくれる連載企画です。アイテムのセレクトやお部屋づくりの参考にぜひ!

先日京都に行った時に、
PASS THE BATON KYOTO GION」さんで
デッドストックの鳥獣戯画の蕎麦猪口を買いました。

「日本最古の漫画」といわれている鳥獣戯画。
兎と蛙のユーモラスな画は物語になっています。

ひとつの物語が5個でワンセットだったのですが、
お財布の事情で2個だけ購入。
(物語の途中だけ買ったようで申し訳ない…)

鳥獣戯画は京都の高山寺の絵巻物に描かれたものということで、
古い時代のデッドストックを京都で買えたというのも嬉しい。


人に限らず、物との出会いも一期一会。
古い時代の食器は特にそう思います。
下の写真は金沢に行った時に買った、江戸時代の九谷焼。

状態も良く、絵付けも現代のお店に売っていそうなほど可愛い。
江戸時代ってそんな昔じゃないのかも、なんて思ったり。

ちなみにこの作品はびっくりのお手頃価格でした。
こんなに安くて可愛いのに、江戸時代から誰の手にも渡らず、
どこかの倉庫で眠りやっと私のところに来てくれたなんて。
(あくまで想像ですが…)

古い時代の物を買うって、なんだか感慨深いものがありますね。

大谷 優依 – YUI OTANI
多摩美術大学環境デザイン学科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストに。女性誌やライフスタイル誌、ブランドのカタログ、広告の世界でさまざまな空間演出を手がける。
Instagram – @otaniyui